いまテレビ界で話題となっているのが“すずラー”の存在だ。広瀬すず(21)の熱狂的ファンという芸能人のことを業界関係者がひそかにこう呼んでいるという。

「何とも不思議な話なんですが、広瀬と共演した男優は、みんな彼女を気に入り、いつの間にか骨抜きにされてしまうと言われているんです。しかも、年が離れていれば離れているほどハマる確率は高くなる」(事情通)

 先月終了したNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」で広瀬と共演した男優陣にいたっては、ほぼ全員が広瀬の魅力に心を奪われ、メロメロ状態だったという。「『なつぞら』の場合、北海道にこもるなど、社会と隔離されてロケを行ったことから男優陣の間にファンが激増したんです。気が付けば多くの俳優が“すずラー”になっていた」(同事情通)

 さらに興味深いのが内村光良(55)だという。内村は朝ドラの中では広瀬の父親という役柄で、ナレーションを務めていた。「内村は収録したVTRを視聴しながらナレーションをつけていくのが仕事。昨年末の紅白歌合戦の司会者として広瀬と話した以外、この『なつぞら』に限っては、まともな会話などしていませんでしたが、VTRを見ているうちにメロメロになったというんです。自分が出演するコント番組『LIFE』で『なつぞら』とのコラボを進めたのも、広瀬に会いたかったからだと言われているんです」(芸能プロ関係者)

 もちろん“すずラー”はみな、広瀬に変な下心は持っていない。「単純にファンなんです。何もしないでいいから広瀬のそばにいて、時間を過ごしたいだけなんですよ」(前出の事情通)。共演者を知らないうちにほれさせてしまう広瀬。ある意味、すごい特技だ。