布袋寅泰らを輩出した伝説伝説のロックバンド「AUTO―MOD」とは

2019年10月09日 11時00分

ロック界に人材を輩出してきたAUTO―MODが9年ぶりに作品リリース。中央がGENET

 伝説のロックバンド「AUTO―MOD(オートモッド)」が9年ぶりに新作CD+DVD「祈り」(11月13日発売)をリリースする。それに先駆け19日に東京・高円寺のKOENJI HIGHでの主催イベント「時の葬列~方舟の章 Vol.6」にて先行発売する。

 ボーカルのGENET(ジュネ)は「世界が本気でヤバくなりだしている。無力のかけらができることは人を愛すること、そして祈ること…AUTO―MODはそんなバンドです…。昔のロックが持っていた愛と自由と戦い、そして祈り、AUTO―MODはそんなロックが好きなんです。ロックしましょうよ」と語る。

 同バンドは、「BOOWY」のギタリスト・布袋寅泰とドラムの高橋まこと、「PERSONZ」のベーシストの渡邉貢、「レベッカ」のギタリストの友森昭一らを輩出した。

 音楽ライターは「海外に日本のビジュアル系、耽美的なロックが認識されるきっかけになったバンドの一つで、寺山修司の世界をほうふつとさせる劇場型のステージが伝説となり、ヨーロッパでも人気があります。商業的なビートロックとは異なるゴシック路線。ティム・バートン監督のような世界観も女性受けがよく、新たな若いファンをもつかんでいます」と言う。

 1980年に結成され、日本のポジティブパンク・シーンをけん引し85年にメジャーデビュー。同年、解散を最終目的とした13回限定のシリーズ・ギグ「時の葬列」を主催し、同11月3日に「時の葬列・終末の予感<最終夜>」を後楽園ホールで行い解散した。

 97年に再結成。令和の新活動のメンバーは耽美系の祖「EX―ANS」出身ギタリストYukino、ベースにHikaru(「JUSTY―NASTY」)、ドラムは「LUNA SEA」などのプロデューサーして活躍するEBY(元「ZI:KILL」)という90年代のビジュアル系ブームを引っ張った布陣だ。