「しぶとく生きる」を口癖に奮い立つ 成長続ける美川憲一73歳の歌唱力

2019年10月04日 17時00分

公開リハーサルを行った美川

 歌手の美川憲一(73)が3日、東京・千代田区のよみうり大手町ホールでコンサート「ドラマチックシャンソン2019」(4~6日)の公開リハーサルを行った。

 美川は今年、歌手生活55周年イヤーを迎えた。同コンサートはライフワークの一つで、節目の20回目となる。

「20年やってきて、やっと定着してきた。本当に良かったなと。ゴージャスなショーに酔いしれていただきたい」と意気込む通り、ステージ衣装も今回は5着用意。「宝石も全部合わせたら、余裕で億ションが買えるわよ! 美川は金がかかるのよ!」と笑わせた。

 美川は持ち歌のシャンソンの中でも、特に大切にしている曲がある。今は亡き“シャンソンの巨星”深緑夏代さんの名曲「生きる」だという。

「私の一生の歌だと思って大切に歌っております。ちょうど歌うのに、いい年齢になってきているのかと」と語った。

 それにしても驚くのは美川の「歌唱力」だ。73歳とは思えない声量と表現力だが、音楽関係者は「美川さんは実は努力の人。とにかく『自分に負けない』という気持ちが強い」と明かす。

「つい最近も『ボイストレーニングでこれまで出なかった高音域の声が出るようになったのよ』とさらに成長したそうです。それでも70代を迎えて、弱気になることもあるそうですが『私はしぶとく生きるのよ!』が口癖で、己を奮い立たせている」(同関係者)

 73歳といえば、記憶力も怪しくなる?年齢だが「何回も歌ってきた曲の歌詞がスポッと抜けることもあるのよ。でも、カンぺは使わないわ。そこにばかり目線が行ってしまうからね。だから必死よ!」とステージへのこだわりは人一倍。美川のプロ根性は見上げたものだ。