立川志らく トロッコ問題で謝罪に苦言「お粗末。教育者としてのポリシーがない」

2019年10月01日 10時42分

立川志らく

 落語家・立川志らく(56)が1日、TBS系「グッとラック!」に出演。ネットで賛否が巻き起こった「トロッコ問題」について教育者の姿勢を嘆いた。

 これは山口県岩国市の小中学校で5月に行われた、スクールカウンセラーによる「トロッコ問題」。トロッコの線路には5人が横たわっている。レバーを引くと1人だけ横たわる線路に進むイラストが描かれており「何もせず5人が死ぬ、レバーを引いて1人が死ぬ。レバーを引きますか、そのままにしますか」の究極の選択となる質問がある。これは50年前に英国の哲学者が考案したもので、「選択に困った場合は周囲に助けを求める」ことの大切さを教えるのが趣旨。ところが「命を粗末にする」「残酷な選択」など批判の声が上がった。

 これだけ大きな話題になったのは保護者の一家族が「授業で不安を感じている」と苦情を寄せたため。学校側は「心理的な不安を与えた」として文書で謝罪した。

 番組ではトロッコ問題の目的だけでなく、実際に授業を受けた児童と保護者、街の声など賛否があることを紹介。最後に問題視したのは学校側がスピード謝罪したことだ。

 志らくは「お粗末です。(トロッコ問題は)こういうことなんだと説明すりゃいいのに、教育のポリシーがないから謝っちゃうんですね。クレームがついたらおっかないから」とバッサリ。「教育者としてポリシーのなさが露呈した、実にかっこ悪い」と続けた。また、「教育者として資質ない人が多すぎるんじゃないですか。教えることはできても『こうやって生きていくんだよ』と金八先生みたいな人はなかなかいない」と嘆いた。