タレントで映画コメンテーターのLiLiCo(48)が26日、大阪市内でミュージカル「ボディガード」来日公演をPRした。

 ケビン・コスナーと故ホイットニー・ヒューストンさん主演で大ヒットした映画の舞台化。現在、東京公演が上演中(10月6日まで=東急シアターオーブ)で、10月11日から大阪公演(梅田芸術劇場メインホール)が行われる。

 オフィシャルサポーターを務めるLiLiCoは、東京公演初日を夫の「純烈」小田井涼平(48)と観劇。ヒロインのレイチェル・マロンを演じるアレクサンドラ・バークの歌唱力、ボディーガードのフランク・ファーマーを演じるブノワ・マレシャルの演技力やルックスを褒めちぎると、「映像とのバランスがすごいし、舞台演出も目の前で起こっているのが理解できないくらい素晴らしい。映画の楽曲だけじゃなく、ホイットニーがソロで出していた曲も入っていて、こんなにも『ボディーガード』のストーリーに合うのに驚きました。もちろん、『I Will Always Love You』の場面では確実に鳥肌立ちます。見た後にカラオケに行って歌いたくなります」と“ボディーガード愛”を語りまくった。

 さらに、公演スポンサーにセキュリティーサービス会社の「ALSOK」がついていることに「ALSOKも分かってるなと思いましたよ。本物のボディーガードですよ。クリスマスイブにワインを温めて、ガスが発生したことがあったんですけど、5分で来てくれました。『酒を温めるのはいいけど、換気扇は回してください』って怒られましたけどね」と失敗談を明かした。

 映画公開から26年たつが、当時は歌手を夢見て車中でのホームレス生活を送っていた。

「VHSで(映画を)見て『守られた~い。こんな歌手になりた~い』って思いましたけど、今見たら『主人を守りた~い』って気持ちになりました。どれだけ私は、この20年で強くなったんだ」

 小田井との結婚の際には介護のことが頭をよぎったそうで「190センチ、100キロ近い大男を私は果たして守れるのかって。ほぼ同じ年で彼がちょっとだけ若いんだけど、私より衰えてる。結婚の最後の決め手として『おんぶさせて』ってお願いしたら、持ち上がりました。だてにプロレスラーで70キロのスクワットやってただけあるなと思いましたね。アジャ・コングは持ち上がらなかったですけどね」と豪快に笑い飛ばした。