美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(74)が23日、テコンドー選手への支援をツイッターで表明した。

 全日本テコンドー協会の強化方針や運営体制への不信感から有力選手の大半が強化合宿をボイコットしたことで、内紛が明るみになった。合宿は参加表明した2人だけで行われている。高須氏には「代表選考につながる合宿は自費参加」「代表コーチによる頭ごなしの指導」といった協会への不信感から合宿を辞退した有力選手の窮状を伝える記事とともに、支援を要請するツイートが寄せられた。

 高須院長は即座に「手を差し伸べます」と反応。続けて「具体的にはどうすればいいのでしょうか?僕には経済的援助しかできません」とつぶやき「僕は選手第一です」と選手のためであることを強調した。

 高須院長は昨年8月、パワハラ告発した体操女子リオ五輪代表の宮川紗江(20)の個人スポンサーになった。宮川は今年4月の全日本選手権に「高須クリニック所属」で約10か月ぶりに復帰した。