吉本興行は22日、都内で所属芸人で構成する「吉本坂46」の2期生募集を発表。1期生のパンサー・尾形貴弘(42)、トレンディエンジェル(斎藤司=40、たかし=33)、はんにゃ・川島章良(37)、小寺真理(28)、HIDEBOH(51)が会見を行い、危機感を募らせた。

 吉本興業は秋元康氏プロデュースの坂道グループのひとつとして、昨年8月に「吉本坂46」を結成した。結成当初は「目標は紅白、東京ドーム!」と大見えを切ったが、実際は乃木坂46、欅坂46、日向坂46と比べると、まるでパッとしない状況が続いている。このままでは闇営業問題で暗く沈む吉本興業に活気を取り戻せない。ということで、2期生を募集(10月18日まで)して活気を取り戻そうというわけだ。

 しかし、これに黙っていられない1期生の尾形は「見切りが早い。これで切られる可能性、全然あるからね!」とおかんむり。さらに「2期生は3人くらいでいい!」と言い放ち、揚げ句の果てには「切ったら全部言ってやるからな!」などと不穏発言をして、不満をにじませた。

 一方、1期生としてセンターを務める斎藤は「とにかく吉本坂にはもっとよくなってほしい。女性をもっと増やしてほしいですね!」と、男女比率の見直しについて注文をつける場面も。

 一方、2期生は吉本興業の社員も応募できることから「岡本昭彦社長が入ったら?」と聞かれると、斎藤は「正直、年齢制限はほしいと思いますね!」と間接的に“拒否”。尾形も「落とせないしね、あまり上の人が来ると!」と話し、1期生たちは冗談めかしながらも対岡本社長で結束したようだった。