仮面女子・猪狩ともか 車いすソフトで人生初ヒット

2019年09月08日 20時53分

猪狩ともか

 仮面女子・猪狩ともか(27)が8日、埼玉・大宮第二公園で行われた「第5回ライオンズカップ車椅子ソフトボール大会」に出場し“人生初ヒット”を放った。

 この大会はプロ野球・西武ライオンズが野球競技の振興、車いすソフトボールの競技発展、普及を目的に2015年から開催。昨年、試打式を行った猪狩は埼玉A.S.ライオンズのメンバーとして、北九州シルバーウイングスとのリーグ最終戦に出場した。

 試合は序盤から埼玉が猛打で圧倒。「代打・猪狩」が告げられたのは8―2の4回だ。拍手と歓声の中、「頑張ります」と打席に向かったが、惜しくもアウト。しかし、5回に回ってきた2打席目は、初球を空振りした後「えいっ」と叫びながらバットを一閃すると、ボテボテの打球が三遊間を抜けていく。「ゴー!ゴー!」「行け行け」と声援を受けながら一塁を駆け抜け、塁上で「やったー! ありがとうございます」と笑みを見せた。

 試合は埼玉が12―2で5回コールド勝ち。猪狩は「今回は選手としてがっつり出させていただくので、絶対、役に立たなきゃという使命感を持っていたのですが、最初はファウルアウト。このまま終わるのはいやだなと思っていたのでヒットを打てて良かった。打ったのはストレートです」とホッとした表情。

 捕手として守備に就いたことには「チーム全体が見渡せるいい景色でした。でも、ピッチャーまで返球のボールが届かなくて、もっと腕力を鍛えなければと思いました」と課題を口にした。