“燃える闘魂”ことアントニオ猪木氏(76)が2日、都内で行われた株式会社モンテローザの会見に出席した。

 猪木氏は同社の「ラグビー応援! 元気ですかー!!」キャンペーンの一環で会見に登場。先月27日に妻の田鶴子さんが亡くなってから初の公の場だが、開口一番「元気ですかー!」と叫び「ちょっと違うかな。元気が…」と苦笑い。「この通り、あけっぴろげですから大丈夫です」と気丈に振る舞った。居酒屋チェーンを展開するモンテローザの会見だけに、司会者から「居酒屋を利用するのはどんな時ですか?」と問われる一幕もあったが、猪木氏は「失恋した時ですね。まあ、最近は失恋よりも、先に旅立たれてしまいましたが…」と話した。

 さらにコラボメニューの「闘魂バックリブ」をビール片手に試食すると「実は(夫人と)一緒に入院していたので、おいしいものを食べていなかったんです。しばらくはアルコールも止められていたんですけど。シャバに出てくるといいですね」と満面の笑み。最後に「(1、2、3ダーッ!を)まだやってなかったっけ? やってない? そうか。どうも最近、認知症が入ってきているもんでして。そういえばこの間、若い子が来て『認知してください』って…。それは認知違いですけども。ムッフッフ…」と強烈なアントンジョークをぶちかまし、豪快な「ダー!」で締めくくった。