お笑いタレントの間寛平(70)が26日、大阪市の吉本興業本社で、ホストを務める「淀川寛平マラソン2020」(2020年3月1日=大阪・淀川河川公園特設コース)の開催発表会見に出席した。

 来年で8回目を迎える同大会は、これまで行ってきたフルマラソンを廃止し、新たに男女ハーフマラソンを午前・午後の2回行う。理由について寛平が「走ってても、ずっと景色も変わらんでしょ」とつぶやくと、補佐役のたむらけんじ(46)は「そらそうやけど…アホやわー、フォロー大変やわ」とボヤいた。

 一方で、寛平が「5万人を集めることを目標にしているが、去年も4万人ちょっと。5にこだわりたい」と意気込むと、たむらは「師匠の言うように、あと1万人増やして、メイン広場をお祭りのようにしたい。地下アイドルの子のステージや、若手のお笑いとか仕掛け考えます」と話した。

 同大会では、ピン芸人・ガリガリガリクソンや歌手・ファンキー加藤など、世間を騒がせた人物がミソギ的に登場することでも有名だが、吉本の一連の闇営業騒動に関与した芸人の出走について、寛平は「全員呼んで走ってほしいなと思ってます。こっちから、ちゃんとオファーをかけます」と宣言。たむらも「『天津』の木村(卓寛)は毎年走ってますしね。謹慎してるから声をかけるじゃなくて、吉本興業の全員に声をかけます。スケジュールさえ合えば」と語った。

 吉本興業の全員に声をかけるということで、“グダグダ会見”が話題となった吉本興業ホールディングスの岡本昭彦社長にも声をかけるかと聞かれると、たむらは「副社長に聞いてみましょ」と同席した同社の田中宏幸副社長にパス。田中氏は「ないでしょ」と即答で参加を否定し、笑いを誘った。