13日に兵庫・神戸市内の交差点で交通事故を起こした落語家・桂小文枝(68)が21日、大阪市のよしもと西梅田劇場で、19日の事故発覚後初となる舞台に出演した。

 タクシーで会場入りした小文枝は報道陣に向かって頭を下げた。現在も警察が捜査中とのことから、自ら詳細について語ることはなかった。

 小文枝は13日午後5時30分ごろ、知人の車を運転し、神戸市内の交差点で右折する際、前方から来た直進車と衝突。直進車に乗車していた男女2人のうち、女性が神戸市内の病院に搬送され、現在も入院している。小文枝側にケガ人はなかった。

 吉本関係者によると、小文枝は被害者が入院していることから、被害者の家族を通じて謝罪。「もう車は運転しません」と話しており、兄弟子の桂文枝にも報告したという。

 小文枝は19日、吉本興業を通じ「私の不注意でこのような事故を起こしてしまいました。先方にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びすると共に、一日も早いご退院をお祈りしております。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪のコメントを発表している。