お笑いタレントのカンニング竹山(48)が19日、TBS系「ビビット」に出演し、あおり運転への厳罰化を求めた。

 番組では、今月10日に常磐自動車道で起きたあおり運転&暴行事件を特集。20代男性を殴ったとして傷害の疑いで指名手配されていた会社役員・宮崎文夫容疑者(43)が18日、大阪市内で逮捕された。同乗し、暴行場面を撮影していた“ガラケー女”喜本奈津子容疑者(51)も犯人隠避容疑などで逮捕された。

 宮崎容疑者には複数のあおり運転疑惑のほか、女性監禁やコンビニ店員への恫喝疑惑など、出るのは悪評ばかり。ただ、今回のあおり運転は“初犯”。法律の専門家によれば、「最大で懲役6年、最大180日の免許停止」と、日本中を騒がせた事件としては軽い量刑になるとの見方が強い。道路交通法に「あおり運転」という語句がなく、それ自体を取り締まる法律が整備されていないのが実情だ。

 竹山は、あおり運転対策としての法整備について「急いでやらないと。2年前に事故(東名高速で夫婦が死亡)があったじゃないですか。あの事件で、あおり運転はダメだってなったけど、こうして起こるでしょ。世の中で、ちょっと腹が立ったからあおってやろうぜという人間はいっぱいいます。それはダメなんだよというのを道交法で作らないと、今日も明日もあさってもやってるバカがいますからね」と厳罰化が必要と訴えた。。さらに、あおり運転被害に遭わないために「ドライブレコーダーの装着を義務化すればいいんですよ。それと、あおり運転に関してはは、きついかもしれないけど、一生の免許停止。そういう人間は車を運転する資格がないですから。そうすれば軽いあおり運転もなくなってくると思いますよ」と話した。

 コメンテーターの元フジテレビアナウンサーでタレントの政井マヤ(43)も「一生涯、運転してほしくない」とコメントした。