18日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、ネット上で起こった「アンパンチ論争」などを特集。ダウンタウン・松本人志(55)やヒロミ(54)らが意見を述べた。

 人気アニメ「それ行け!アンパンマン」の主人公・アンパンマンのアンパンチは暴力的で、子供に悪影響を与えるのではという論争について、ヒロミは「それを教えるのは親だからね」とアンパンマンに責任はないと指摘。さらに自身の幼少期を振り返りながら「ヒーローってのはそういうもの。そのまねをね、仮面ライダーとか(ごっこを)やったけど、そんなにひどい犯罪者になってないでしょ」と話した。

 一方、松本は「僕は(アンパンチ論争に)関わりたくない」と前置きした上で「本気で思ってる人はいないんじゃないか。不完全なボケに我々が乗っからないといけない面倒くささみたいなものを感じる。でも本当に思っている人がいるとしたら、これはなかなかすごい」と続け、論争になっていることが信じられない様子だった。

 また、この日の放送では、茨城県の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件についても特集。ヒロミは「(一緒にいた)女の人が止めないというのが恐怖を増してるよね。笑ってるんだよね」と厳しい表情で話した。

 松本は「車から出てくる、あのスピードはM―1の出方」と冗談を言いつつ「このつがいって言っていいのかな、この2人、これはなかなか…。このつがいで刑に処してほしい」と最後はやはり厳しい表情だった。

 なお、傷害の疑いで指名手配されていた宮崎文夫容疑者(43)はこの日、大阪市内で逮捕された。