俳優・窪塚洋介(40)が10日、都内で行われた映画「ブラインドスポッティング」(30日公開)のプレミア試写会に登場した。

 同作はカリフォルニア州オークランドで育った黒人と白人を通して、マイノリティーや差別を描いたもの。窪塚は出演していないが、作品に共鳴し、イベントに出席した。

 争い事が絶えない世の中への対処法について、窪塚は「僕らは地球人。小さい惑星の上にいる乗組員なんです。宇宙から見たら『同じ仲間じゃん!』って思うようにしています」と語った。

 波瀾万丈の役者人生を送ってきた窪塚にとって、“忘れられない言葉”もあるという。2001年公開の映画「GO」に主演したころ、何に対しても批判的な言動を繰り返していたという。「そんなときに、前の嫁が『私はみんなの良いところ、ひとつは言える』と言ったんですよ。グサッときましたね。自分の心が貧しかったんだと思います」

 窪塚は12年に離婚し、15年にレゲエダンサーのPINKYと再婚。現在は2児の父でもある。