お笑いコンビ「マッハスピード豪速球」(坂巻裕哉=37、ガン太=35)が所属する「ライジング・アップ」初の事務所ライブ「UPライブvol.0」が5日、東京・原宿駅前ステージで行われた。

 ライジング・アップは、DA PUMPや荻野目洋子が所属する大手芸能プロ「ライジングプロ・ホールディングス」が、お笑い部門として5月に立ち上げた。マッハは昨年5月までオフィス北野に所属していたが、ビートたけし本紙客員編集長の独立騒動により退所。しばらくフリーとして活動していたが、ライジング・アップの所属第1号になった。

 とはいえ、所属が1組では寂しいため、今回のライブに当たって「所属にならないか?」と何組かのフリーの芸人に声をかけた。そうしてこの日、お笑いコンビ「真夜中クラシック」、ピン芸人のトンペー(29)が晴れてライジング・アップの所属になることが発表された。

 コントを中心に活動する「真夜中クラシック」は高橋佑介(36)とタケイユウスケ(32)のコンビで「今年3月いっぱいでホリプロをクビになりました」という。ハイテンションがウリのトンペーは10年間、フリーとして活動していたが、ガン太の口説きに応じて所属になった。

 これでも、まだ所属は3組しかいない。ガン太は「もちろん、これからフリーの芸人に声をかけていきますよ。今はフリーに大物が結構いますから」。

 ガン太の言う“大物”は2人いる。まず先日、太田プロから独立した山田邦子。さらに、吉本興業から契約を解除された宮迫博之も現状ではフリーなのは間違いない。

「宮迫さん、SNSも再開したみたいですし、公の場にも出るようになったので、声をかけに行きますよ」(ガン太)

 山田と宮迫というフリーの大物が所属すれば強力なラインアップになるが、果たして実現するか。