吉田鋼太郎 子煩悩の藤原竜也に嘆き節「飲みに行く機会減った」

2019年08月02日 16時07分

吉田鋼太郎(左)と藤原竜也

 俳優の吉田鋼太郎(60)、藤原竜也(37)が2日、都内で行われたスーツブランド「D’URBAN」の50周年広告キャラクター就任発表会(レナウン主催)に出席した。

 同ブランドのオーダースーツでビシッと決めた吉田は「僕が中学生になってファッションに興味を持ち始めたころ、アラン・ドロンさんが登場するダーバンのCMがよく流れており、憧れた。だから、キャラクターに選ばれて光栄。僕でいいの?と思った」とコメント。

「自分で言うのもなんだけど格好いい。もう老年なので、おなかが出たり、足が細くなったり、カバーしなければいけないところが出てくるが、隠したいところは隠せる」と自画自賛し、カメラマンたちにアピールした。

 これに対し、藤原は「最近、自分しか見てないから」とわが道を行く先輩をイジッて苦笑い。希代の演出家・故蜷川幸雄氏の下でもまれた先輩・後輩であり、舞台はもちろん、最近はドラマや映画で共演が続く。

 続けて「鋼太郎さんはプライベートは自由な方だが、芝居に関しては攻撃的な激しい表現をされる。日本の俳優で、シェークスピアでこの人を超える表現できる人はいない。それは蜷川さんもおっしゃっていた。想像の遥か上を行く的確な表現を一瞬でしてのけ、誰よりも遅く稽古場に入って、誰よりも早く稽古場を去る。欧州の俳優にいそうなタイプ。僕ら世代は言葉でなく、見ながら受け継いでいく」と語った。

 藤原が15歳のころから付き合いのある吉田は「天才と言われていた竜也だが、実は地道に大変な努力を陰で続けていたのかと尊敬の念を抱いている」と軽くいなすと「恩師の蜷川さんからはたくさんの影響を受けた。表現というものは絶対に自由で、何をやってもいいと教わった」と話した。

 あれこれ言いながらも、2人は大の仲良し。吉田は「藤原君とは家族ぐるみでよく食事に行く。藤原君は子煩悩になって、俳優仲間でつるんで飲みに行くことがなくなったのが少し寂しいけど」と笑みを浮かべた。

 藤原といえば、若かりしころは“千人斬り”と言われた遊び人だったが、結婚、子供を授かって「外に行くことがめっきり減った」という。

 藤原は「蜷川さん、鋼太郎さん、それから僕らの世代、その下の世代。変えてはいけない芯の部分を鋼太郎さんから受け継いで、継承していかなければならない」と気を引き締めた。