炎上商法で「しくじり先生」差し替え ユーチューバーライブ中止で7億円損失へ

2019年08月01日 17時00分

 新曲プロモーションがネットで炎上したユーチューバー、DJ社長が出演し、7月22日に放送予定だったテレビ朝日系バラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」が差し替えになったことが話題となっている。

 炎上の始まりは先月17日、DJ社長の所属事務所の後輩であるジャスミンゆま(21)が、DJ社長とのLINEでのやりとりをツイッターで公開し、DJ社長から受けたパワハラを告発したことだった。翌18日には、特殊メークで丸刈り頭にしたDJ社長が告発を「全て事実」と認める動画を投稿した。

 20日には、4人組ロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」と、DJ社長がリーダーのDJ集団「レペゼン地球」がコラボした新曲「パワハラ ザ ホルモン」の動画が公開され、パワハラ告発からの一連の流れが新曲のプロモーションだったことが判明した。

 これにネット上では「パワハラ被害者をバカにしたプロモだ」と大炎上。動画は削除され、動画に出演したバンドも謝罪した。

 テレ朝は複数のメディアに「局は炎上商法について把握していなかった。制作会社側は事前に連絡を受けていた。今回の騒動を受け、看過できない事態だと捉え、出演者側と相談の結果、放送を見送った」とコメント。

 騒動の余波は、レペゼン地球が9月に埼玉・メットライフドームで予定していた公演が中止となる事態に発展している。

 26日に投稿した動画で、DJ社長は「中止となり誠に申し訳ない。今回の炎上の件は全部僕が考え、うまくいくだろうと思いやったこと。考えが足りず、僕以外の人も炎上して申し訳ない」と謝罪した。

 テレビ局関係者は「『しくじり先生――』は編集済みで、差し替えをするかゴタつき、テレ朝上層部がキレていた。グループはライブの広告費、開催費など約7億円の損失を負うでしょう」と話している。