辻仁成氏 息子が作った曲を絶賛「ミュージシャンには作れない曲」

2019年07月22日 19時49分

イベントに出席した辻仁成氏

 作家・辻仁成氏(59)が22日、東京・渋谷区のユーロスペースで行われた映画「風をつかまえた少年」(8月2日公開)のトークイベントに出席した。

 映画はアフリカの最貧国マラウイで2001年に起きた実話を基にしている。大干ばつの影響で貧困となり、学費が払えず、中学を退学せざるを得なかった14歳の少年ウィリアムの、乾いた畑に水を引くことができる風力発電の風車を作りたいという情熱が、未来を変える物語だ。

 辻氏は「全編通して映像がきれいだし、実話ということで映画の最後でその本人が出てくるんですが、それがまた感動します。映画の力って改めてすごいって思いました」。この日は吉本興業・岡本社長の会見があったが「ちょうど、会見と映画を並べて見てました。心が洗われましたね」とジョークで会場を笑わせた。

 辻氏は映画の主人公と同じ年ごろの息子を持つ。「僕の息子は何でも一人でやっちゃう。パリから日本まで一人で来るし、親戚の家も一人で行っちゃう。いま僕は福岡で映画の撮影をしているんですが、いつの間にか来ていて、エキストラの整理をやってました」と息子の成長に驚きを隠せない。

「最近、息子に彼女ができて一緒に曲を作ったんですが、これがね、いい曲なんですよ。それを僕が歌いました。手前みそなんですが、悔しいけど、僕たちミュージシャンには作れない歌。10代にしか作れない歌なんです」とアーティストとしてのDNAをしっかり受け継いでいるそうだ。

 現在、辻氏は映画の新作を撮影中で「福岡の山笠がテーマです」とのことだった。