お笑いユニット「ザ・プラン9」お~い!久馬(47)が22日、大阪市の吉本興業本社で行われた「よしもとライターズアカデミーウエスト」概要発表会見に登場した。

 同アカデミーは、クールジャパン大阪のオープンや、大阪万博開催などで様々なコンテンツが必要となることから、シナリオライター養成が急務と考えた吉本興業が開校。10月から始動し、久馬のほか、「ガレッジセール」ゴリや「品川庄司」品川祐、「NON STYLE」石田明が特別講師を務める。

 アイドルグループ「NMB48」石塚朱莉(22)らを前に模擬授業を実演した久馬は「この4人では僕が一番ハズレ感がでかいですけど」と苦笑しつつも「お笑い、コメディーなんかを教えられれば。本を書きたいという人は夢を諦めず応募してほしい」と呼びかけた。

 脚本家のギャラについて聞かれると「ピンからキリまでですね。僕らなんてまだまだペーペーなので…」と謙遜したが、「前の相方(かつて結成していたお笑いコンビ「シェイクダウン」)の後藤秀樹が、演出家の後藤ひろひとさんと『後藤ひ』まで名前が一緒で、間違えてギャラが振り込まれたことがあるんですけど、金額を見てビビッてた。夢はあると思います」と明かした。

 闇営業騒動で揺れる吉本興業は、午後から岡本昭彦社長が会見を開く予定だが、久馬は一連の騒動について「単純にお客さんに申し訳ない。普通に笑っていただきたいのに、ちょっと変な感情が入ってしまうので。この後、(社長の)会見があるとのことなので、どうなるかは分からないですが、いい方向というか無事に終わってくれれば…。いずれは『吉本物語』とか書かせてもらえたらいいですね」と語った。