お笑い芸人で“インスタ女王”こと渡辺直美(31)が16日、都内で行われた「naomi for shu uemura exclusive presentation」に登場。自身がプロデュースしたコスメコレクション第2弾の発売を記念してトークを行った。

 インスタグラムのフォロワーは890万超と国内ダントツ1位。個性的なビジュアルを武器に、今や渡辺は引っ張りだこだ。この日も、ドレス姿でハイチェアに座ろうとしただけで無数のフラッシュがたかれ「ちょっと何撮ってんの~下からさ~」と苦笑い。「日本の女性に何かメッセージを」という司会者の“カリスマ扱い”には「来日の(有名外国)人みたいなさぁ…」と大爆笑するしかない。

 将来を考える暇もないほど多忙なようで、夢を聞かれるとしばし答えが出なかった。日本と行き来している米国での生活で息抜きしているようで「ニューヨークだとほぼ仕事をしていないので、ほんと引きこもり状態というか、ずっと家でウーバーイーツ(出前)を頼んでは寝て、またウーバーイーツを頼んではみたいな感じなので、またちょっと違う生活を楽しんでるんですけど…」。

 もっとも、大衆を引っ張っていくリーダーになりたいわけではなく「別に私がみんなのことをさ『集まって! 私についてきな』とかそういうことじゃない」と主張し、こう続けた。

「いろいろ自分がやっていることは、もちろん自分のためでもあるんですけど、落ち込んでいる人だったりとか、もっと若い子たち、悩んでる子たちとか、子供たちもそうですよねぇ。みんなが“私も未来を輝かせたいキラキラ”みたいなふうに、ポジティブな考え方になってくれるような世界づくりをしたいなとは思います」

 今回の広告も、自身の豊満な胸や二の腕に商品をムギュッと押し付けた斬新なデザインで「いたるところから、いろんな意見を頂いた」とか。ディレクターを務めたのはグラフィックデザイナーの吉田ユニ氏。渡辺によれば「毎回、私のこの体を使って、私にしかできないことを表現してくださる」そうで「それにすごく愛を感じている」と話した。