モデルで女優の久間田琳加(18)が15日、都内で「第1回 チャット小説大賞」授賞式に出席した。この賞は、チャット小説アプリ「Balloon」内で応募作品を募り、選考されたもの。チャット小説という形態では初の試みだ。

 期間内(昨年12月26日~今年3月31日)に応募のあった総数385作品の中から大賞に選ばれたのは「隣の席の江田君は」を書いた春ルナさん(23)。今回、久間田は女子中高生から絶大な人気があることに加え、等身大の感性を持っていることから、特別審査員として選考に加わった。

 ピンク色の浴衣姿で登場した久間田は「チャット小説は10代になじみやすく、1話2分ほどでサクサク読めます。いろいろな作品を読みましたが、どれも面白くて決めるのに悩みました」と話した上で「大賞作品は王道のラブストーリーなんですよ。キュンキュンするので投票しました。女の子はキュンキュンしたいですからね」と決め手を明かした。

 久間田は「自分は妄想が激しい」という。理想のラブストーリーを聞かれると「イケメンに『好き、好き』と言われるもの。『こっちだよ』と私の手を引っ張っていくような…」と苦笑。好みのタイプは「後ろ姿を追いたくなるような肩幅の大きい人」だが「現実に? ないですねえ。今年、女友達とお祭り行きますよ」と寂しそうだった。

 芸能関係者は「モデルだけではなく女優としても活動している久間田ですが、バラエティー番組もこなせる頭の回転の速さもある。以前『ワイドナショー』で“ワイドナ高校生”として出演したとき、アパレル店員から言われてイヤなセリフを挙げて他の出演者をうならせていましたよ」。

 この日も妄想の激しい自分に「気持ち悪い」とツッコミを入れて報道陣の笑いを誘っていたが、10代のカリスマは今後、多方面で露出が増えそうだ。