俳優の大泉洋(46)がダイハツ新型タントの車両体験ができる「NEW TANTO LIFE MUSEUM」の一日館長に就任し、13日、都内で行われたPRイベントに出席した。

 ダイハツ工業の軽自動車「タント」のCMキャラクターを務める大泉は、巨大銅像“巨大泉洋”をアンベールして「巨大の“大”と大泉の“大”がかかっているんですね。オ~ッ、スゴイ再現度!」とご満悦。

 だが、回り込んでよくよく観察すると「果たして目尻のシワまで再現する必要があったのか…。目の下のクマ、ウエービーヘア、重いまぶた、低い鼻、だらしない口元…。やかましいわっ!」と自虐ネタで笑わせた。

 映画、ドラマ、CM、バラエティーに至るまで多方面で活躍する大泉は、所属する北海道・札幌市に拠点を置く芸能事務所「クリエイティブオフィスキュー」の社訓である“マルチであれ”がモットー。

「バラエティーでも役者でも何でもこなせなくてはいけない。最近なぜかラグビーもやっていて、どえらいタックルまで…」と、社会人ラグビーチームのGM役を演じる主演ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)の番宣もさりげなくブチ込んだ。

「コミカルな芝居が多いですが、このドラマは重厚感があって緊張感がハンパない。エキストラのラグビー部員が大勢いる中で、12ページの長ゼリフを言ったり…あの時は本当に帰りたくなりました」と撮影秘話を披露した。

 7日に放送された初回平均視聴率は13・5%と好発進。しかもこの日は「この後のドラマの撮影がなくなって、時間があるからたっぷりできる」とノリノリ。6年ぶりに全面改良した新型タントの魅力を余すところなくPRした。

 同イベントは、東京・丸の内を皮切りに全国7都市を2か月かけて巡回し、“巨大泉洋”も常設で展示される。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)