昨年スタートしたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」のドラフト会議が9日、都内で行われた。

 モデルで日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士・岡田紗佳(25)が、今年から新規参入するチーム「KADOKAWAサクラナイツ」から指名され、9月30日に開幕する2019シーズンからMリーガーとなることが決定的となった。

 昨年のMリーグは参加7チーム、1チーム3選手でスタート。サクラナイツが参入して8チームに増えたMリーグは、1チーム3~4選手、男女混成チームの義務化とレギュレーションが変更になった。

 ドラフト会議ではまずサクラナイツが3選手を指名。内川幸太郎プロ、沢崎誠プロと並んで岡田の名前が読み上げられた。別会場から中継で登場した岡田は「頭が真っ白です。一生懸命頑張ってきて良かったなと思います」と涙ぐんだ。

 サクラナイツの森井巧氏(KADOKAWAエンタテインメントノベル局コンテンツ推進室室長)は「(岡田は)伸びていく方。KADOKAWAとも相性のいい方かなと。オタク気質もある。九蓮宝燈(役満)をアガるなど、持っている部分も含めてテレビ対局で活躍している」と岡田を選んだ理由を説明した。

 またMリーグのチェアマン、渋谷ABEMASの代表、サイバーエージェントの藤田晋社長も「強く、熱心で伸びしろがある。チェアマンとしては岡田紗佳さんが入ったのはうれしい」と話した。

 Mリーグには開幕年から俳優の萩原聖人(TEAM RAIDEN/雷電)が参戦している。