人気マンガ「進撃の巨人」の原画展「進撃の巨人展FINAL」(今月5日~9月8日)のオープニングイベントが4日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで行われた。元TBSアナウンサーの宇垣美里(28)がコスプレを披露し、吉本所属のお笑いコンビ「和牛」(水田信二=39、川西賢志郎=35)が出席して大盛況だったのだが、こんなところにも“闇営業騒動”の影響が…。

 宇垣は同作のキャラクター・ミカサのコスプレで登場。大のコスプレ愛好家らしく「今日もギリギリまで、髪の毛をどのくらいの長さにしようかと調整していた。ちょっと斜めに曲がって、M字になってるのがミカサの前髪の特徴なので」と前髪にとことんこだわったことを明かした。

 同じくコスプレした川西は「前髪をこんなに大事にするの、たむらけんじさん以来じゃないですか?」とツッコんだ。

 宇垣のコスプレ、和牛のトークで大盛り上がりだったイベント終了後には囲み取材が予定されていたが、直前にどういうわけか“代表質問のみ”に変更。さらに主催者サイドは「出演者が退場する際、声かけなどもしないでください」と呼びかける一幕もみられた。

 ワイドショー関係者は「どう考えても、吉本興業所属芸人が謹慎処分となった“闇営業問題”について、吉本所属の和牛に聞かないでほしいという意図がミエミエ」と指摘する。

 だが今回の問題について、吉本所属の芸人はテレビやイベントなどで、質問されたらきちんと答えるスタンスをずっと取ってきた。「和牛だってコメントしてきたのに、こんなことをしたら『和牛が嫌がった』と言われかねない」(同)。

 主催者サイドか吉本の意向なのか分からないが、なんとも理解に苦しむ。