フィギュアスケート元世界女王の浅田真央さん(28)が3日、ベビースターラーメンのテーマパーク「おやつタウン」(三重県津市、20日グランドオープン)のスペシャルアンバサダーとして、開業記念発表会に出席した。

 赤の衣装はこの日のためにあつらえたオリジナルデザインだ。「手作りで、全身にスターが入ってます」と説明。パンプスの飾りも「くるっとなっているところが(ベビースターに)似ている」とほほ笑んだ。

 母体のおやつカンパニーの商品には子供のころから親しんでいた。特にお気に入りだったのがミニサイズのカップラーメン「ブタメン」だ。真央さんは「子供のころ、公園で遊んだ後にみんなで食べてました。当たりが出ると(当時は)もう一つもらえたんですが、私はよく当たっていたので2つ食べてました」と懐かしんだ。当時から勝負強さを発揮していたようだ。

 パーク内にはファンなら無視できない施設や品がズラリ。オリジナルベビースターラーメンが作れる「ホシオくんキッチン」、松田好旦おやつタウン社長の厳選メニューが揃った「ベビースターダイニング」、子供だけが参加できる「ヒミツのおやつラボ」など「遊べる」「学べる」「創れる」の3つを集め、真央さんにちなんで「トリプルアソベル」な施設と名づけられた。

 ほぼすべての体験したという真央さんのお気に入りは「建物4、5階ぐらいの高さ」という「超ドデカイアスレチック」。大人も一緒に楽しめる難易度になっている。

「地域共生」の理念により、工場に隣接する形で作られたパーク。決して交通の便がいいとはいえないが、全国から集まった報道陣は100人を超えた。真央さんの人気いまだ衰えず、といったところだ。