3日朝のTBS系「ビビット」は中日ドラゴンズの公式応援団が、1日に応援歌「サウスポー」使用を自粛した問題を取り上げた。MCの国分太一(44)は「お前」がNGワードとされたことに困惑した。

 中日の与田剛監督(53)が歌詞の「お前が打たなきゃ誰が打つ」の「お前」の部分について「教育上、問題がある」として球団を通じて歌詞の変更を要請。選手名に替える案もでたが、応援団は使用自粛を決めた。

 番組ではセ・パ12球団のうち8球団(選手個人を含めると11球団)で「お前」のフレーズがある応援歌を使っていると紹介。国分は「中日だけの問題じゃなくなる。ずっと使ってきたファンの皆さんの気持ちもよく分かる」とコメントした。さらに「自分で曲を書くときも『あなた』と『お前』ではちょっと意味が違う」とコメント。真矢ミキ(55)から「TOKIOさんの歌にもありますよね」と振られると「宙船なんて、お前ってばかり言ってる歌ですから…。あなたに替えると意味が変わってしまう」と苦笑した。

 コメンテーターの青山学院大学陸上競技部長距離ブロック監督・原晋氏(52)は「お前が激励や期待の意味がある。貴様とかてめえとかはダメ」と指導者の立場として説明。「球場は戦いの場ですから」と続けた。