宇崎竜童&阿木耀子 結婚の決め手は越路吹雪さんのレコード?

2019年07月01日 18時40分

宇崎竜童(左)、阿木耀子夫妻

 歌舞伎役者の坂東玉三郎(69)、音楽家の宇崎竜童(73)と作詞家・プロデューサーの阿木耀子(74)夫妻らが1日、都内で行われた「第10回岩谷時子賞」授賞式に出席した。

 同賞は希代の作詞家であり、越路吹雪さんを支えたマネジャーとしても知られる岩谷時子さんの名を冠し、音楽・芸術に功労のあった個人・団体を表彰するもの。

「岩谷時子賞」を受賞した玉三郎は「20歳のころから岩谷先生とは親しくさせていただきましたので、思い出ひとしおでございます。もう長いことお知り合いだったので、思い出を一つというと難しいのですが、73年に『青春(はる)の鏡』という詩集のレコードを出しまして。岩谷先生がそこで僕の思いを歌詞にしてくださった。舞台人として豊かな人生を送れるように、たくさんのことを教えていただきました」と感謝した。

 宇崎、阿木は夫婦揃って「岩谷時子賞 特別賞」を受賞し、一緒に登壇。1971年に結婚して以来、夫婦で賞を受賞したのは初めてのことだという。

 宇崎は「2人で一緒に賞を頂くのは46年間の活動の中で、それぞれ作曲賞、作詞賞を受賞したことがあるけど、カップルで賞を頂けたのは初めて。それだけでうれしいです」と照れくさそうに喜んだ。

 阿木は「このような素晴らしい賞を頂きましてありがとうございます。私は岩谷時子先生が大好きで、18歳の大学1年生の時に(宇崎から)レコードを初めてプレゼントされて。それが越路吹雪さんのレコードで、作詞をなさったのは岩谷時子先生でした。この道に導いてくれたのは岩谷先生で、心の師でありました。先生には心の底から感謝を申し上げたい」と特別な思いを明かした。

 囲み取材では、宇崎、阿木夫妻のなれそめが明かされ、ほんわかムードに。阿木が「生まれて初めてもらったレコードが越路吹雪さんだったから」とうれしそうに振り返ると、宇崎は「(阿木が)ファンだって言っていたのを聞いていたので。レコードをあげたら喜ぶかな、と。その時は結婚を認めてくれてなかったから、これでなんとかなるかなと思った」とぶっちゃけると、越路さんのマネジャーを務めた岩谷時子さんについて「縁結びの神様です」と頭を下げた。

 女優の昆夏美(28)が「岩谷時子賞 奨励賞」、ピアニストの藤田真央(20)が「岩谷時子 Foundation for Youth」をそれぞれ受賞した。