笑福亭仁智 上方落語協会の闇営業対策を説明

2019年07月01日 16時07分

繁昌亭リニューアルであいさつする仁智

 上方落語協会の笑福亭仁智会長(66)、桂米団治副会長(60)らが1日、大阪市内で行われた天満天神繁昌亭リニューアルオープンセレモニーに出席した。

 2006年に開場した繁昌亭が、総事業費4500万円をかけ、初のリニューアル。セレモニーには落語家110人とファン200人が詰め掛け、リニューアルオープンを祝った。

 仁智が所属する吉本興業は現在、闇営業問題に揺れている。仁智は「闇…あ、禁句、言いそうになった」と苦笑いしながらも、落語協会員へのコンプライアンス周知について「落語協会では去年、私が会長に就任した時にコンプライアンス委員会を立ち上げました。道をそれたりしてる人はいてませんので心配はしてませんが、“協会便り”というのがあるので、なんやったら、ひとこと書いときますわ。自己責任の部分があるので、自分の責任で芸を磨いて、おひいきさんとちゃんとしたお付き合いをしてほしい」と語った。

 一方、株式会社米朝事務所の代表取締役社長を務める米団治は「8月に行われる米朝一門会で、訓辞的なあいさつをしようと思ってます」と事務所としての対応を説明した。

 闇営業問題は、芸人の稼ぎの少なさが影響を及ぼしている側面もある。米団治は「米朝事務所は(事務所の取り分が)2割やからね。芸人に取ったらありがたい事務所やと思いますよ。ただ、事務所の仕事が少ない芸人もいますからね。そこは考えないといけないと思ってます」。

 続けて「芸人って、地域寄席や昔からお世話になってる個人的なご縁など事務所を通す以外の仕事がある。それは当たり前やし、行ったらいい。ただ、行き先を私用とせずに、ちゃんと明記するように徹底する。それでも、闇組織はスマートに近寄ってくるやり方。闇の営業と気づいたら、お金取らずに返ってきなさいとしか言えないですね」と語った。