アイドルグループ「夢みるアドレセンス」が28日、東京・渋谷で全国ツアー「LIVE TOUR 2019 SEVEN STAR」のファイナル公演を開催した。

 5月上旬の福岡から、全国12か所13公演のツアーに挑戦してきた夢アド。ライブ前に取材に応じたリーダーの荻野可鈴(23)は「いろんな場所で今まで会えなかった夢トモ(ファン)に会えて、本当に自分たちの力になった。ライブの回数を重ねるたびにパワーをもらって渋谷に来るまでに強くなれました。一緒に夢を追いかけられるって本当に楽しいことだなって改めて思いました」と振り返った。

 岩手出身の志田友美(22)は地元で凱旋ライブができたことに「岩手でワンマンで、人が来るかなって思ったけど、地元の人たちがめっちゃいて泣きました。感動して、一生忘れられません。妹も来てくれて、サイリウムもって応援してくれました」と笑顔を見せた。

 ツアー直前にメンバーの卒業もあったが、荻野は「私たち以上にファンが悲しんでいるのは分かっていたので、基本、前向きに頑張るという気持ちが強かった」と振り返り、水無瀬ゆき(24)も「動揺はしていたけど、ファンには見せないようにしました。私たちが動揺していたら、ファンも動揺しちゃうので。私たちは『未来』を『夢』を見せる仕事なので」と語った。

 この日のファイナルに向けて山口はのん(19)は「12公演やってきてファンの温かさを感じて楽しかった。新メンバー入って初めてやる曲もあるのでファンとの一体感を今日も感じて楽しんでいきたいと思います!」と目を輝かせた。

 そして最後に荻野は「未来につながっていくようなライブを夢トモの皆さんにお届けしたいなと思っています。(ライブ終わったら飲みたいものは)イエス、ビアー!」と元気に締めくくった。