1998年長野五輪のスピードスケート女子500メートル銅メダリストでタレントの岡崎朋美(47)が「ながのご縁スポーツ大使」に選ばれ、27日に都内で行われた就任式に出席した。

 岡崎は北海道出身だが、長野五輪での快挙で長野市民に親しまれており、同市民にスポーツの楽しさを伝える大使に抜てきされた。岡崎は「少しでも長野に恩返ししたい気持ちがあった」とにこやかに話した。

 また、おおむね30歳以上のための国際スポーツ大会「ワールドマスターズゲームズ」のスピードスケートに出場する意向を表明。現役復帰ではないが、来年1月にあるオーストリア大会の500メートル、1000メートルに参戦予定という。

 2013年に引退して以降は「スケート教室をやっている」そうで、現時点のコンディションは「滑れることは滑れる」状態。今後、「体を鍛え直さないといけない」とトレーニングを本格化させる。目標として、40歳クラスの500メートルのワールドレコードとなる「41秒を切るくらい」と世界記録更新を掲げた。

 また、マスターズは「日本で開催したことがない」と切り出し、「長野のエムウェーブで」と長野五輪の聖地に招致したい考えを示した。