「いだてん」超低迷の中“ゴリ押し”NHKに民放怒りの声 相次ぐ不祥事にも莫大経費でやりたい放題

2019年06月28日 11時00分

「いだてん」を放送するNHK(写真は東京放送局)

 低空飛行が続く大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」を放送するNHKに対し、民放キー局から怒りの声が噴出している。視聴者が大河を見捨てて民放の番組に流れてくれれば、各局とも喜びそうなものだがブーイングが出ている理由がなんとも興味深い。受信料で番組を作っているNHKの「無駄遣い」ぶりと、局員の相次ぐ不祥事、地上波とネット同時放送をゴリ押ししたりと、やりたい放題の姿勢に、怒りの声が上がっているのだ。

 いまや「いだてん」は、NHK局員の多くがオワコン(終わっているコンテンツ)と呼び、大河史上初となる打ち切りの可能性さえも取りざたされている。今月23日の放送をもって第1部が終了したが、視聴率は低迷したまま。回復する兆しすら見られなかった。

「今月9日放送の第22話で、大河史上最低となる視聴率6・7%を記録してしまった。第1部の最終回である第24話でも7・8%と1桁止まり。気がつけば2月10日の第6話から24話まで、19回連続で1桁台。もはや大河ブランドは地に落ちてしまった、と言っても過言ではありません」(NHK関係者)

 日本初の五輪選手・金栗四三を主役とした第1部を引き継ぎ、30日の第25話からは1964年東京五輪の招致に尽力した田畑政治を中心とする第2部がスタートする。心機一転!巻き返したいところだが、NHK局内でもそんなムードは全く見られない。

 先日、第1部の主演である中村勘九郎(37)から第2部の主役を務める阿部サダヲ(49)にバトンが渡されたのだが、セレモニーはドッチラケだったという。

 もはや視聴者からもNGを突き付けられたに等しい「いだてん」だが、その影響もあってNHKを悩ませる問題が浮上している。

「ドラマのPRですよ。民放のドラマのPR費は、9~10回分の放送で1000万~1800万円くらいなんです。ところが大河ドラマは、1回につき300万円前後も予算がついている。大河は1年間で、計47話が放送される。そうなると1億4000万円を超えるPR費を湯水のようにジャブジャブと使えるんです」(民放関係者)

 さらに驚くべきことに、大河の場合は視聴率が悪いとなれば、さらに予算がつくこともあるというのだ。

「民放の再放送枠よりも視聴率が低い大河ドラマのために、多額のおカネを投入してPRする意味が分からない。問題なのは、その多くが受信料だということ。おかしいですよ」(同)

 しかもNHKといえば、大型企画開発センターのチーフ・プロデューサーが強制わいせつ容疑で警視庁に逮捕されたばかり。そのうえ民放局が反発する中、莫大な経費がかかる地上波とネット同時放送をゴリ押ししたり、まさにやりたい放題なのだ。

「まず視聴率の取れない番組に無駄なおカネをかけるより、職員教育が先だろう。テレビ業界で不祥事を起こすのは、最近はNHK関係者が一番多いんじゃないんですか?また、ネットと地上波の同時配信にこだわるのなら視聴率の取れるコンテンツを制作してほしい。本来ならNHKは報道番組だけで十分。それなのにドラマやバラエティー、スポーツなど、全てのジャンルを放送するのは、受信料を国民から徴収するのが目的。まあNHKはそうは言わないだろうけどね」(制作会社関係者)

 いっそのこと「いだてん」を早々に打ち切って、制作費を恵まれない国の子供たちに寄付してみたらどうか?(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)