お笑いタレントの関根勤(65)が26日、都内で行われた英語入門知育玩具「テレビにうつって!リズムでえいご ワンダフルチャンネル」PRイベント(セガトイズ主催)に出席した。

 商品は娘のバイリンガルタレント・関根麻里(34)が企画・開発に携わった。麻里は第2子を妊娠中で、秋には2人目が生まれる予定だ。

 幸せいっぱいの勤だが、現在、お笑い界は大規模詐欺グループの忘年会に人気芸人たちがギャラをもらって参加した「闇営業問題」で揺れている。吉本興業を中心とした芸人13人が無期限謹慎処分となり、仲介した「カラテカ」の“友達5000人芸人”入江慎也(42)は契約を解除された。

 お笑い界の重鎮の一人である関根は「起こったことは仕方がない。これからはこういうことがないように、気をつけないといけない。皆、才能はあるので、きちんと謹慎して、また活躍してほしい」とエールを送った。

 また、イベントには日本とブラジルのハーフながら、ポルトガル語、英語は話せないお笑いコンビ「デニス」植野行雄(37)と、ケニア・マサイ族の血を引く「コロナクラウン」リロイ太郎(25)も出演。幼稚園児役で登場した植野は「子供だから分からない」。リロイは「(闇営業は)ケニアにはない」とけむに巻いた。

 植野は先日、セガサミーとライバル関係にあるタカラトミーのイベントに出演するなど、節操のない営業活動で荒稼ぎしている。

「カラオケで女の子に勝手にウィーアーザワールドを入れられて慌てたことがある。何とか英語を学びたい」と軽口を叩きながら商品を試すと、自信を深め「これなら今日から六本木に行けそう」と満面の笑みを浮かべた。

 ちなみに所属の吉本興業は、芸人が何かと誘惑の多い夜の六本木に出入りすることを禁止し、反社会勢力とかかわらないように通達している。