25日に放送されたフジテレビ系「とくダネ!」では、吉本興業のお笑い芸人11人が反社会勢力との“闇営業”で謹慎処分を受けたことを特集した。

 詐欺グループのパーティーに所属事務所を通さず参加した“闇営業”問題で、仲介役の「カラテカ」入江慎也(42)は4日に契約解消。「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)、「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(47)は当初、「ギャラはもらっていなかった」として厳重注意を受けた。その後も「金銭授受」の報道が続き、吉本は24日になって「金銭授受があった」として11人を謹慎処分にしたと発表した。

 番組では、騒動の経緯や、今後の展開などを詳報。謹慎処分についてMCの小倉智昭(72)は「5年前に起こったことに対してなんですが、週刊誌報道をきっかけとして、かなり厳しい処分が下ったっていうことですよね」とコメント。続けて「闇営業は事務所とタレント本人の問題じゃないですか。それをこういう形で謹慎処分で、テレビに出ちゃいかんということにはならないと思うんですね。ただこれは、背景(反社会勢力)があまりよくなかった。そこですよね」と私見を述べた。

 そして「あれだけ才能があって人気者だった紳助さんが、同じようなことで全ての仕事を芸能界から失ったわけでしょう。そういう教訓は生かされてないもんですかね」と過去の事例を振り返り首をかしげた。