お笑い芸人の千原ジュニア(45)が25日、TBS系「ビビット」に出演し、吉本興業のお笑い芸人11人が反社会勢力との“闇営業”問題で謹慎処分を受けたことに言及した。
詐欺グループのパーティーに所属事務所を通さず参加した“闇営業”問題で、仲介役の「カラテカ」入江慎也(42)は4日に契約解消。「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)、「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(47)は当初、「ギャラはもらっていなかった」として厳重注意を受けた。その後も「金銭授受」の報道が続き、吉本は24日になって「金銭授受があった」として11人を謹慎処分にしたと発表した。
ジュニアは、入江について「反社会勢力と数多くの芸人をつなげたということで(解雇は)当然だと思います」とコメント。続けて「一方で、一人の芸人が自業自得ですけど“死んだ”わけです。その時に先輩である2人(宮迫、亮)が矢面に立って、質疑応答込みの記者会見を開くべきだったんじゃないかな。一人の芸人が“死んで”いるところでツイッターとかラジオで一方的に(釈明)というのは先輩としていかがなものかな」と初期の対応に苦言を呈した。
ジュニアは「やっぱり、言いたいことがある、報道されていることと違うことがあるかもしれない。今回、謹慎という処分を受けたことで記者会見で、全てをさらけ出したほうが、今後復帰するときにも良かったんじゃないかと思いますね」と提言。最後に「芸人が今しゃべらないで、いつしゃべるねん」と記者会見の重要性を強調した。