吉本興業は24日、反社会的勢力の忘年会に会社を通さず出席した「闇営業」問題で金銭授受があったと認め、「雨上がり決死隊」宮迫博之(49)、「ロンドンブーツ1号2号」田村亮(47)ら11人の所属タレントを当面の間、活動停止とし、謹慎処分とすると発表した。

 これを受けて、テレビ各局は対応に追われており、宮迫出演の「アメトーーク」、田村出演の「ロンドンハーツ」を放送するテレビ朝日広報部は「所属事務所から新たな事実が発表されたことを受けまして、当該出演者に関しましては、今後の出演を見合わせることといたしました」と発表。収録済みの番組については「対応を慎重に検討しております」とし、当該タレントの出演シーンのカットや再編集などを行うものとみられる。

 また、吉本興業の発表については「誠に遺憾に思います。当社といたしましては、所属事務所に対し、これまで所属タレントのコンプライアンス遵守の徹底を求めています」とした。

 影響を受ける番組は「ロンドンハーツ」「アメトーーク」以外はないという。