43歳モデルの交際男性刺傷事件で注目される“美魔女ブーム”が生んだ弊害

2019年06月17日 17時00分

“美魔女”岩本容疑者

“美魔女モデル”岩本和子容疑者(43)が先月、静岡県のJR熱海駅の新幹線改札口近くで、交際していた9歳年下の男性をカッターナイフで切ったとして、熱海署に傷害容疑で現行犯逮捕された事件で、“美魔女”業界が注目されている。

 岩本容疑者は39歳でDVDをリリース。以降、グラビアを中心に活躍し美魔女コンテストのファイナリストになり、“奇跡のアラフォー”“美熟女グラドル”など、数々の称号で呼ばれた。岩本容疑者は事件当日に、男性から既婚者であることを告げられ、犯行に及んだようだ。

 現在、中高年女性の間で“美魔女”ブームが起きている。モデル事務所幹部は「美魔女の冠欲しさに、エステに通ったり、高価な化粧品でアンチエイジングに励んだり、美容整形したり、中年女性の美意識過剰を生むことで大きなマーケットが生まれています」と語る。

 ただし、“天然”の美魔女はまれだという。

「美魔女のブログに載せている写真は数十枚の中から、選ばれた奇跡の一枚をスマートフォンのアプリで加工したものが多い。美魔女モデル事務所のマネジャーの中には、美魔女のブログ用の写真をスマホで撮影するのが日課の人も少なくない。毎日、数十枚、数百枚を撮影させられて、奇跡の一枚がないと美魔女に恫喝されて、離職するケースもありますね」(同)

 また、このブームの裏には、さまざまな弊害も出ているようだ。

 美容ビジネスコンサルタントは「美魔女ゆえに、美しくないといけない、若くないといけないという強迫観念にかられ、家事放棄、育児放棄、離婚、DVなどの問題も生じています。もし奥さん、愛人が美魔女を強烈に意識し始めたら、エステ代、ジム代、モデルレッスン代など金食い虫になった揚げ句に生活破綻、男女関係破綻などの損害を被ることになるかもしれません」と話している。