ロックバンド「スターダスト☆レビュー」が15日、東京・オリンパスホール八王子でライブを開催し、テレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(フジテレビ系)のエンディング主題歌を担当することを発表した。

 デビュー39年でテレビアニメのテーマソングを手がけるのは初めて。同アニメは、今年4月から新章「地獄の四将編」に突入し好評を博している。スターダスト☆レビューが担当するエンディング主題歌「うしみつジャンボリー」は7月7日から放送され、同24日にはシングルとして発売される。

 ライブは、昨年から続く全国ツアーの東京・八王子公演。「ゲゲゲ――」のエンディング主題歌を担当することは、ステージ上でボーカル・ギターの根本要(62)から発表された。

 この日、同曲のお披露目はなかったが、代表曲「木蘭の涙」や「今夜だけきっと」、最新アルバム「還暦少年」の表題曲など全24曲を披露。集まった1800人のファンを楽しませた。

 国民的アニメの主題歌を手がけることについて、根本は「恐ろしい妖怪たちといつも戦っている鬼太郎にとって、一番大きな力になっているのが〝鬼太郎ファミリー〟の存在だと思う。エンディング主題歌を作るにあたって、そこを一番中心に考えました。一人だったらくじけてしまうことも、仲間がいるから頑張れる。『うしみつジャンボリー』からは、そんなことを感じ取ってほしい」と話した。