もう狭い日本だけが活動の舞台ではない!? 女優・のん(25)が6日、都内で「次世代プレミアムe-Bike BESV 2019年新モデル」発売記念イベントに出席した。

 今回の新商品は、次世代の電動アシスト自転車「e-Bike」を販売する会社「BESV JAPAN」の最新モデル。今年で3年目のアンバサダーを務めるのんは、新商品に試乗すると「風を切るという感覚を感じられます。コンパクトに折りたためるので、気軽に持っていけますね」とコメントした。

 さらに折りたためる自転車を使っての撮影を振り返り「相棒みたいな感じ。小さくなって、かわいいやつだなと思った」と目を輝かせ「いとこに赤ちゃんが生まれたんですが、その子を抱くような感情を持って…。(自転車に)愛情が湧きました」とすっかりトリコになっているようだ。

 BESVは台湾のIT系企業「ダーフォン・イノベーション社」が立ち上げたブランドで、欧州でも人気を集めている。この日登壇した「BESV JAPAN」の取締役会長アンディー・スー氏は「のんさんを通じてBESVのバイクのトレンドが、日本から台湾に広がっていくことを期待している」とあいさつした。

 この言葉にのんは「すごいうれしい。いろんな人に届けられて幅が広がるというか。国内だけでなく、台湾のみなさんにも私のことを知っていただける機会にもなる」と笑みを浮かべた。

 芸能プロ関係者は「のんは香港メンソレータム社『肌ラボ』のイメージモデルや、声優を務めた映画『この世界の片隅に』が昨年7月に台湾の映画祭で上映されるなど、アジアでの知名度がグングン高まっています。今後は日本はもとより、アジアにも活動の場を広げそうです」と指摘。元所属事務所とはすったもんだがあったが、のんは前を向いているようだ。