田口&小嶺被告を大麻所持で起訴 保釈巡るマトリの思惑

2019年06月06日 17時00分

近く保釈濃厚な田口(右)、小嶺両被告

 東京地検は5日、大麻取締法違反(所持)の罪で、アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田口淳之介容疑者(33)と元女優の小嶺麗奈容疑者(38)を起訴した。小嶺被告の弁護人は同日、東京地裁に保釈請求したが、地裁は6日以降に可否を判断する。

 両被告は5月22日に一緒に住んでいた東京都世田谷区のマンションで乾燥大麻約2・2グラムを所持していたとして、関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)に現行犯逮捕されていた。

 田口被告は「約10年前から大麻を使ってきた」「大麻は2人のもの」と供述していたが、一方の小嶺被告は「大麻は自分ひとりのもの」と田口被告をかばうかのような供述をしていた。のちに小嶺被告は「2人のものだった」と供述を変えていた。

 勾留期限だった5日には2人がいる湾岸署前に報道陣が集まり保釈を待ったが、保釈請求は小嶺被告のみにとどまり、しかも保釈されず。

 報道陣の間では「マトリにとって晴れ舞台だから山里と蒼井優の結婚会見の話題と重なるのを避けたかったんだ」「保釈金を出す余裕がないんだよ」と背景を推測する意見もあった。

 この日はマトリが逮捕した電気グルーヴのピエール瀧被告の初公判もあった。ニュースとして話題になることはマトリにとって実績と薬物犯罪抑止をアピールする機会ともなる。

 事情通は「瀧被告と田口、小嶺両被告の話題を分散させることでより強いアピール効果が期待できる」と話した。

 マトリにとって気合の入る数日間となりそうだ。