川崎殺傷事件コメントが共感呼んだ爆笑・太田“本当の顔”

2019年06月05日 17時00分

いろいろな人をイジり倒す太田

 川崎20人殺傷事件は、中高年の引きこもり問題も絡み、ネット上ではいまだに議論が収まっていない。「ダウンタウン」の松本人志(55)の発言が物議を醸しているのは本紙昨報通りだが、一方で評判を上げたのが「爆笑問題」の太田光(54)だという。松本の「ワイドナショー」(フジテレビ系)と同じ2日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)でのコメントがネットユーザーから共感を呼んでいるのだ。漫才では“暴走キャラ担当”の太田だが、その素顔は意外にも…。

 今回の事件について太田は、犯人が被害者を殺傷した後、自殺した点に着目した。

「自分の命もたいして重く見ていない。俺って生きていてもしょうがないな、と。だけども最後に一つ大きなこと(今回の場合は殺傷事件)をする。そういう思いにかられることは誰しもある」と切り出し、自身も高校時代、何も感動できなくなった経験を明かした。

 そして「このまま死んでもいいと思うと、人の命も大切に思えなくなる」と指摘。その後、太田の場合は偶然、美術館でピカソの絵を見て「こんなに自由でいいんだ」と救われたことから、感動する心がよみがえったという。

「死んでもいいと思っている人は、(心を動かすものが)すぐ近くにあるよってことを知ってほしい」と語った。

 これにはスタジオのコメンテーターたちもしんみりと聞き入った。

 ある芸能関係者は「太田は自分の経験があるから切実で、弱い人間に寄り添う感じが伝わった。ネット上でも共感を呼び、その時の動画が今でも拡散し続けています」。

 とはいえ、これはテレビでの話。“素の太田”はどうなのか?

 こんなエピソードがある。

 広島の放送局「RCCラジオ」で「平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま」の火~金曜日を担当する横山雄二アナウンサー(52)を太田は、事あるごとに自身のラジオ番組で「横山この野郎!」とギャグにするぐらいイジっている。横山アナもこれに反応し、自身のラジオで太田のことをしゃべるという“ラリー”が続くのだ。「爆笑問題と横山アナが楽しそうにやっている」ことで、地元のリスナーが喜ぶのは言うまでもない。

 全国に名が売れる東京キー局のアナと比べて、地元局のアナはさほど恵まれているとはいえないが、太田がいじることで注目が集まるわけだ。

 もともと太田は地方局のラジオ番組も大好き。

「全国のラジオ番組が聞けるアプリ『ラジコ』で、時間をつくっては聞きまくっていて、自分のラジオ番組でそのMCたちをイジリ始めたことがきっかけです」と指摘するのはテレビ局関係者。

 しかも太田にイジられた人間同士が“太田光被害者の会”をつくり、地方局活性のムーブメントにもなっているという。

 そもそも太田クラスの大物芸能人が、わざわざ地方のアナウンサーを全国の電波に乗せることは珍しいが、思わぬ効果を招いている。今月14日に行われる事務所主催のお笑いライブ「タイタンライブ」を全国の映画館で生中継する「タイタンシネマライブ」チケットがバカ売れ状態。このライブは横山アナの広島でも生中継されているが、チケットは完売だという。

「今回から和歌山と富山での生中継が決定し、全国20館で予定しておりましたが、関東11館が完売したため、今週末から都内3館で追加販売の予定です」(事務所関係者)

 ネットユーザーからも共感を持たれた太田の勢いは止まりそうもない。