ATSUSHI 矯正支援官3年目で「やるべきことが見えてきた」

2019年05月31日 18時44分

「EXILE」のATSUSHI

 俳優の杉良太郎法務省特別矯正監(74)、「EXILE」のATSUSHI(39)らが31日、東京・千代田区の科学技術館で開催中の「第61回全国矯正展 全国刑務所作業製品展示即売会」(6月1日まで)を訪れ、オープニングセレモニーに出席した。

 今年が矯正支援官として3年目のATSUSHIは「最初は全員を矯正させないといけないのかなと過剰に責任を感じて不安だったが、だんだんと矯正の意味が分かるようになり、自分のやるべきことが見えてきた」と語る。

 刑務所や少年院を慰問し、現場の声を聞くうちに、刑務官の労働環境、受刑者の問題、世の中とのギャップを理解できるようになった。「受刑者は人間として更生するために刑務作業をしている。被害者の思いも感じながら、品物を見ていってもらいたい」と呼びかけた。

 丁寧に作られたティッシュボックスに感心し「毎年、製品の技術、品質が上がっている。受刑者の技術の進歩を見ていただけるのはいいと思う」と感想を述べると「少年院にいる少年の7、8割は家庭環境に問題がある。被害者の気持ちを思うとつらいところはあるが、人ごとではなく自分たちの問題として解決していきたい」と語った。

 イベントには石田純一(65)、元AKB48総監督の高橋みなみ(28)、ものまね芸人のホリ(42)、落語家の桂才賀(68)、お笑い芸人のゴルゴ松本(52)、歌手の大川栄策(70)、“受刑者のアイドル”こと女性デュオ「Paix2」(Manami、Megumi)も出席。関東地方では、6月8~10日の府中フォーリスを皮切りに、各地で矯正展が行われる。