おぼん・こぼんの仲は“氷の世界” シャレにならない漫才コンビに舞台で若手芸人が恐怖体験

2019年06月01日 11時00分

かつてはこんな写真も。仲の悪さはシャレにならないおぼん(上)とこぼん

 ベテラン漫才コンビ「おぼん・こぼん」が、TBS系の人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の「芸人解散ドッキリ、師匠クラスの方が切ない説」で、大きな話題となったのは2月のこと。もともと仲が悪く「8年間、口をきいたことがない」という2人を、同じ漫才協会に所属する「ナイツ」が見届け人となり、解散ドッキリを仕掛けたのだが、そこで“ガチ喧嘩”に発展してしまった。あまりに衝撃的な内容が話題となり「逆にテレビ出演が増えそう」とみられていたが、なぜかサッパリ。その原因を探るとシャレにならない不仲の実態が…。

 話題となった「水曜日のダウンタウン」は2月27日に放送された。仕掛け人のおぼんがこぼんに対し「オレが何で怒ってるのか、分かるか?」「謝る気はあるのか?」などと詰め寄ったところ、こぼんは「何でオレが謝らな、アカンねん!」とヒートアップ。さらに仕掛けられたはずのこぼんの方が「もうええ、やめよう」と解散を持ちかける異例の展開となった。

 これには、別室で見ていたナイツがあわてて止めに入り、ドッキリであることを説明したが、こぼんは「やってええドッキリと悪いドッキリがあるぞ!」と、ナイツの塙宣之におしぼりを投げつける衝撃的なシーンも放送された。一部では「ナイツへの逆ドッキリでは?」などとまで言われるほどの“ガチ喧嘩”が、大きな話題となった。

 これにより「バラエティー番組でおぼん・こぼんへのオファーが増えるのでは?」との見方もあった。だが、放送から約3か月が経過した現在でも、それほどテレビに出演している状況ではない。テレビ局関係者は「やっぱりホントに仲が悪いから、企画も通せない。危険な賭けには出られないですよ」という。

 実際のところ、2人のあまりの仲の悪さに、他の芸人も簡単にイジることができないという。証言するのは本紙で「女芸人馬鹿売れ前夜」(隔週土曜掲載)を連載中のお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」の新道竜巳だ。4月におぼん・こぼんとライブで一緒になったが「ホントに恐怖体験でした」と明かす。

 このライブの出演者はほとんどが若手だったため、おぼん・こぼんは当然、トリを務めた。

「漫才のツカミは『ええなあ、他のコンビは仲良さそうで』で会場は爆笑。“さすがだな”と思ったんですが、ホントの恐怖はここから。途中でこぼん師匠のネタ振りがなってないと、おぼん師匠が怒り出したんです」

 最初こそ観客もネタと思って笑っていたが、おぼんの怒りはとてもネタには見えなかったようで、途中から誰も笑わない状態に。それでもおぼんはこぼんを「そんな振りでできるか!」などと責め続けたという。

「最後にはおぼん師匠が『もうええ!』と自ら振りから言い直し、笑いを取っていた。でもすぐに険悪なムードに戻りました」

 結局2人は、会場の撤収時間を過ぎても漫才を続け、タップダンスまで始めた。もちろん、誰も止めることはできない。

「大ベテランですからね。終了させるために強制暗転もできない。声かけもできず、とにかく待つという選択肢しか残されていませんでした。やっとネタが終わり、若手芸人全員が軍隊のようにあいさつしたが、まだ機嫌が直っていないかのような表情を浮かべていました」

 周囲がこんな恐怖体験を味わされるなら、テレビからオファーが来ないのもムリはない?