小林麻耶さんが許せない週刊誌記事「“死ぬ死ぬ詐欺”と言われた」

2019年05月30日 23時47分

小林麻耶さん

 元フリーアナウンサーの小林麻耶さん(39)が30日、フジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」で、一部週刊誌の過熱取材に怒りをぶちまけた。

 2016年6月、妹・麻央さんのがん発表から始まったマスコミ報道。病院や飲食店、自宅にまでおよんだ。

 麻央さんと食事に出かければ、後ろの席に週刊誌記者がいたり、病院に来ている別の患者にインタビューしたり、常にカメラを向けられる生活で、姉妹で過ごす貴重な時間が穏やかに過ごせなかったとこぼす。

 取材攻勢に耐えてきた麻耶さんが「一つだけ許せない記事」として挙げたのは、麻央さんが亡くなる4か月前に週刊誌が報じた「ブランド店2時間ショッピング」だった。

「妹が体調の良いときにお買い物に行ったんですが、私たちがすごく好きなお店に行っただけなんです。そこにはカフェが併設されていて、そこで妹とゆっくり話をしていたんです」

 取材もされず「2時間ショッピング」と書かれたことで「いろいろな方やネットで『すごく元気なんじゃないか』『闘病の中で買い物にいくなんて頭がおかしい』『死ぬ死ぬ詐欺』と言われました。そういう声が私たちに届きました」と当時の心境を明かす。

 記事を見た麻央さんは悲しそうな目と声で「お買い物にも行けないんだね」と話したという。

「その表情が忘れられない」という麻耶さんは「笑うことは病気にいいとも言うので、笑う時間をたくさん増やしたかったんですが、その時間もなくなりました。ああいった記事がなければ、妹ともっともっと楽しい時間を増やせたと思うし、もっと治療に専念できたと思うんです」と無念の表情で話した。

 17年6月に麻央さんが亡くなってからも過熱報道は続いた。心ない記事によって麻耶さんは心も体もボロボロになった。

「私は死にたかったです。こういうことを言ってはいけないと思うんですけど、死にたくて仕方ありませんでした。(こんなことで)死にたいと思うなんて、自分は弱いのではないかと責めたこともありました。でも娘に先立たれた両親のこと、めいやおいのことを考えたら死ぬことはできませんでした。生きなくちゃと思った」

 そんなときに出会ったのは現在の夫・國光吟氏だった。整体の施術を受けるとよく眠れるようになったという。2人は昨年7月24日に結婚を発表した。