フリーアナウンサーの古舘伊知郎(64)が4月から母校・立教大学の客員教授に起用され、教壇に立っているが、古舘にはある“野望”があるという。

 2019年度春学期(4~7月)に全学部学生を対象とした科目「現代社会における言葉の持つ意味」を担当し「言葉」や「メディア」「仏教」をキーワードに白熱講義にチャレンジしている。そんな古舘にささやかれているのが教育界への殴り込みだ。

「古舘の狙いは客員教授クラスではない。ゆくゆくは客員を外し、教授になることまで目指しているという。先細りの芸能界に見切りをつけたんです。これからの人生の終盤戦を未来を担う大学生にささげようと決意したんです」(芸能関係者)

 今後、テレビ界で受ける仕事は全て大学での仕事と学生ファーストのみを意識し選別していくという。最近の古舘のテレビ界の仕事は「ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!」(NHK)の1本のみだった。

「そこに新たに加わったのが『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)の水曜コメンテーター。古舘のキャリアなら普通、コメンテーターなんて仕事は絶対に受けない。だが大学のPRや学生に授業で話すメッセージを、さらに拡散させようとプライドを捨てて受けたんです。ある意味、古舘のプロ根性はものすごいですよ」(同関係者)

 当然だが古舘を重用することは立教大学側にも多くのメリットがあるという。

「東大、早稲田、慶応、明治、立教、法政の六大学の中でのシ烈な競争です。大学界も六大学だからとアグラをかいていられない状況なんです。それに同じキリスト教系では駅伝でメジャーになった青山学院に受験者を奪われ始めている。大学も経営を意識し必死なんですよ」(事情通)

 果たして古舘は立教大学の救世主になり得るのか。