吉岡里帆 バスキア展で初の音声ガイド「圧倒的な自由さに憧れる」

2019年05月27日 17時38分

イベントに出席した吉岡里帆

 女優の吉岡里帆(26)が27日、都内で行われた「バスキア展 MADE IN JAPAN」記者発表会(フジテレビ主催)に出席した。

 初の音声ガイドナビゲーターを務める吉岡は「両親が絵が好きで家に飾ってあったし、私が小2から書道を始めたことをきっかけに、美術館や展覧会などに足を運んでアートに触れる時間が多くなった。今も美術館や博物館には月2、3回は行っている」とコメント。

 続けて「故郷の京都文化博物館は内装も素晴らしい。川村記念美術館(千葉)は現代アートに興味を持つきっかけになり、ロスコを見て感動した。新潟県十日町市の光の館では、ジェームス・タレルのインスタレーションを体験した。最近は特に現代アートに興味を持っている」と語った。

 バスキアの作品については「エネルギッシュで若さと才能にあふれており、圧倒的な自由さに憧れる。どの作品を見てもバランスがよく、普通なら年齢を重ねると削られていく個性が、どんどん増えていった印象。色のコントラストや独特の感性に驚かされる。早く本物を近くで見たい」と話した。

 音声ガイドは来場者全員に無料で貸与され、ガイドの裏には(バスキアが愛した)ジャズが流される予定。吉岡は「皆さんが自由に楽しんでいただけるよう丁寧に声を入れたい」と抱負を述べた。

 ジャン=ミシェル・バスキアは米ニューヨーク生まれのハイチ系米国人。グラフィティ・アートを足がかりにアートシーンに登場し、1980年代を駆け抜けて、ストリートカルチャーに大きな影響を与えた。88年に麻薬の過剰摂取により27歳で亡くなるまで、10年の創作期間で3000点の作品を残し“20世紀最後の巨匠”“黒いピカソ”と呼ばれる。マドンナ(60)との交際でも有名だ。

 展覧会は9月21日から11月17日まで、六本木・森アーツセンターギャラリーで行われる。東京のみの開催で、国内の巡回はない。28日に前売りチケット発売開始。来場者は会期中の平日午後5時以降に限り、再度の鑑賞が可能という美術展史上初の特典もある。