24日に放送されたフジテレビ系「バイキング」では、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕されたKAT‐TUNの元メンバー、田口淳之介容疑者(33)について特集した。

 2人の逮捕容疑は、共謀して同日午後1時45分ごろ、乾燥大麻数グラムを所持していた疑い。関東信越厚生局麻薬取締部(通称・マトリ)は、2人が同居している自宅から乾燥大麻数グラムと、大麻を砕くための「グラインダー」と呼ばれる器具や巻き紙など、吸引用とみられる証拠品を押収した。

 逮捕の経緯や、入手ルートの推察などが伝えられる中、自宅に大麻を隠し持っていたとして、2017年4月に懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた元女優の高樹沙耶さん(55)がこのニュースについて反応したことを取り上げた。

 高樹さんは「世界基準に合わせて欲しいですね。大麻は産業、医療、循環型社会に貢献するものという常識に書き換えられている」と主張。さらに「日本では大麻取締法とメディアの報道が人権を侵害している」と訴えた。

 このつぶやきに、東国原英夫氏(61)は「この方、執行猶予中ですよね。悪いと思ってないんでしょうね。大麻は現状で日本では違法ですから、それを合法化するんであれば、相応の活動をされた方がいい。前みたいに選挙にでて、国会で決めて国民の同意を得て。日本の現状を考えたらそこ(合法)には至らないでしょうね」と厳しい意見をぶつけた。

 以前、高樹さんに石垣島まで会いにいった坂上忍(52)は「親御さんに迷惑をかけたと言って、泣きながら『今後は矢面に立って活動や発言は止めます』とおっしゃってた」と振り返り「やっぱり影響力のある人だから、控えられるのかな、それが第一歩になるのかなと思っていた。そしたらこれだから、そうそう考えって変わらないんですかね」とつぶやいた。