“がんサバイバー”鈴木宗男氏が「食道がん」告白

2019年05月23日 17時38分

食道がんを告白した鈴木宗男氏。右は佐藤優氏

 政界に限らずテレビでもおなじみの鈴木宗男氏(71=新党大地代表)が23日、東京・永田町の国会内で開かれた大地塾の席で、食道がんが見つかったことを明らかにした。

 宗男氏によれば4月末に人間ドックを受診したところ、1・2センチの食道がんと診断された。セカンドオピニオンでも同じ所見だったという。

 宗男氏は2002年に受託収賄、あっせん収賄罪等で逮捕され、437日間勾留。保釈後の人間ドックで胃がんが見つかった。その後、10年に実刑が確定した直後は食道がんが判明。手術を行った後に収監されていた。

 今回、3度目のがん判明となる。宗男氏は「(胃がんで)人生が終わったと思ったが、おかげさまでおなかを開いてみたら転移はなかった。世の中、理不尽だと思いながら、(がんは)宿命でもあり運命でもある。負けてたまるかという思いで頑張った」と過去の闘病を振り返る。

 宗男氏は今夏の参院選に出馬を模索している。「ひとつ心配なのは、お医者さんからリンパ節に転移していれば大変だと。そこが手術しないとわからない。ただ世の中、神様仏様がある。転移がなければ、いま一度、男の勝負はしたい」

 これまでも宗男氏はがんサバイバーとして、フルマラソン出場。また盟友で知られる歌手の松山千春(63)もさまざまな病気と闘いながらステージに立ち続けている。2人の姿は、多くのがん患者や病気の経験者を励ましてきた。

「7〜9年たって、(がんが)起きてくるのは一つのサイクルかもしれない。これも巡り合わせとも思っている。それも克服して、生きる価値とか生き様が示されるわけですから、しっかり、またがんと向き合っていきたい」と宗男氏は前を見据えた。