作曲家の中村泰士氏が傘寿ショー開催 目標は紅白

2019年05月22日 17時00分

ロザンナ(左)とデュエットした中村氏

「喝采」「北酒場」で2度の日本レコード大賞を受賞した作詞・作曲家の中村泰士氏が、80歳の誕生日を迎えた21日、大阪市内のホテルでスペシャルディナーショーを開催した。

 ド派手な金の豹柄ジャケットをまとい登場した中村氏は「仏壇ルックです」とボケをかますと「今日のチケット10万円もらいたいところ、70%オフにさせてもらいました。80代の大台を迎えたのも、ひとえに私の努力です」と笑わせた。

 ショーでは中村氏の作曲家デビュー作「今は幸せかい」を歌った歌手・佐川満男と共演。中村氏作曲の「わたしの青い鳥」で日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した桜田淳子から傘寿を祝う手紙、ムード歌謡グループ「純烈」からメッセージビデオが寄せられた。

 さらに、夫婦デュオ「ヒデとロザンナ」のロザンナがシークレットゲストとして登場。中村氏が作曲した「愛は傷つきやすく」をデュエットし、花を添えた。

 まさかのロザンナ登場に中村氏は「驚かすなよー。本当に知らなかった。汗びっしょびしょ」と大喜び。するとロザンナは「(ヒデが47歳で亡くなった分)私は100歳まで生きるから、泰ちゃんもあと35年くらいやってくださいね」と祝福した。

 80歳とは思えないパワフルさで14曲のステージを終えた中村氏は「あと5年は歌えると思った。70代ってまだまだ若いと思ってたけど、80歳になったら勢いで何でもできる。今、歌うのが楽しいし、毎日曲が浮かぶんですよ。紅白に呼ばれたら?『出てやりましょう!』って気持ちですね」と笑った。

 かつて歌手・美川鯛二としてデビューするも、大成できなかった。「先日、三重でライブをしたら、お客さんが8人。僕が歌手をやめるときのステージと同じ人数だったけど、すごい新鮮で楽しかった」。原点を取り戻した中村氏が、再びヒット曲を世に送り出す日も近そうだ。