お笑いコンビ「ココリコ」田中直樹(48)が21日、都内で行われたアニメ映画「バイオレンス・ボイジャー」(24日公開)の舞台あいさつに登場した。

 日本の山奥に住む米国人少年が、娯楽施設バイオレンス・ボイジャーで戦慄の恐怖を味わうホラー。少年の父親役の声優を担当した田中は「完成予定から2年たった」と公開が遅れたと告白。「きっと公開しないんだろうなと思っていた」とジョークを飛ばした。

 宇治茶監督によれば、2017年11月に完成していたが、アルゼンチンを皮切りにこの日時点で各国の21の映画祭に出品していたため、日本公開が遅れたという。

 また、米ハリウッドの映画館でも7月から上映が決定。田中は「すごい」とうなったが、英語吹き替え版での公開で自身の声は流れないため「私にとってのハリウッドはすごい遠い」と自虐的に話した。