元仮面女子・橋本ゆき区議が“票ハラ”告白「腕を引っ張られて迫られた」

2019年05月17日 11時49分

橋本ゆき氏

 16日放送の日本テレビ系「スッキリ」は女性議員へのセクハラ問題を取り上げた。

 番組では有権者が一票の力を振りかざしハラスメントを行うことを「票ハラ」として問題になっていること説明。3人の女性議員が有権者から受けたセクハラ行為の実態を打ち明けた。

 昨年、初当選した町田市議の東友美氏(35=立憲民主)は。街頭演説中に「握手を求めると手をなで回されたりだとか、腕から脇まで触られた」「駅にいるところを抱きつかれたり、演説中に触られた」。また、当選後には支援者から深夜に電話がきて「今から来い。できないなら今後は支援しない」などと言われたり、高齢の支援者から「結婚して自分の子供を産め」と迫られたという。自宅までつけられることもあり「女性議員を続けられなくなっちゃいますよね」とこぼす。

 港区議9年目の柳澤亜紀氏(38=自民)はシングルマザーであることから、その問題を解決しようと政界入り。子供がいることから夜の会合を欠席すると「子供をなんとかできないのか」と言われたりした。ストーカーまがいの被害を受け、引っ越ししたという。

 今年3月までアイドルグループ「仮面女子」で桜雪として活動した橋本ゆき氏(26=あたらしい党)は、初出馬した4月の選挙活動を振り返った。

「駅前に立って演説することが多いんですけど、腕を引っ張って『今から飲みに行こうよ』と言われたり、40代くらいの男性に腕を引っ張られ、性的な行為を迫られました」

 アイドルとして数多くのファンと握手やハイタッチをこなしてきたが、選挙戦は別ものだった。

「私ははっきりと拒絶すると、どうなるかが怖かった。政治家になりたいという特殊な立場なので、拒絶するのには勇気がいるなと感じました」と大事な一票を前にハッキリと拒絶できず、やんわりと断った。

 セクハラだけでなく、「土下座しろ」などのパワハラも含めた「票ハラ」が横行するのは、地方議員に後ろ盾となる党がないことや秘書がいないことも一因だという。「党のセクハラ相談窓口で対応」(東氏)、「区議会に相談し、その後、警察に相談」(柳澤氏)、「先輩議員に相談。先輩から党に報告」(橋本氏)と、強硬な手段がないのが実情だ。

 近藤春菜(36)は「声を上げることが大事。票ハラするやつは選挙権を剥奪するぐらいしたほうがいい」と断罪。加藤浩次(50)は「町を変えたい市を変えたいという志で議員になったのに、こういう状況になっているのは考えられない。変わってほしいと思いますね」と訴えた。